2024年4月27日 この範囲を時系列順で読む(電装工芸の投稿に限定) この範囲をファイルに出力する

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 LED-Bar の修理というか改造も進めています。
 特定の色が弱かったり点かなかったりするのは電流検出抵抗のハンダ付けが甘いことが多いようです。1台そんなのがありましたがハンダを当て直して復活。低品質のハンダが使われていると見た目には着いていてもフラックスが邪魔して電流の流れが甘かったするのです。ハンダコテを当て直すと直ることが多いですが、部品を外してクリーニングし、良いハンダで付け直すとほぼ完治します。
 この他で多いのは電源モジュールが過電流保護に入って電源が落ちてしまうこと。壊れてはいないのですが、中華電機の電源モジュールは定格の表記が日本と違うのが原因のようです。例えばDC12v5Aと表記されているとして、日本製なら実用最大定格すなわち「5Aを延々と使い続けても大丈夫」ですが、中華電機では絶対最大定格すなわち「5Aを少しでも上回ったらダメ」みたいです。同じ製品でも特性のバラツキはありますので、絶対最大定格ギリギリで設計されていれば過電流保護が機能したり機能しなかったりのしきい値上にいて動くモノがあったり動かないモノがあったりするのでしょう。電源電圧を計ると起動直後は正常で、その後一瞬フル点灯すると出力が無くなり、再投入すると同じことを繰り返します。LEDの数を減らした状態(消費電力を減らした状態)にすると正常に動きますので、過電流保護が機能しているのは間違いありません。中華電機の電源モジュールは表記の6割くらいが実用最大定格だと思えばいいのでしょう。5Aとあれば3Aで使うってことです。中華電機の電源モジュールは特別良い作りでもないのにサイズが小さいなぁ~と思っていたのですが、この点で見直せば日本製と同程度のサイズです。
 製品スペックを絶対最大定格で表記するのも間違いではありませんし、大陸の人たちは話を盛る傾向にありますので、そういうもんだと思えばそれまでです。
 過電流保護が働いていると思われる機体は電源モジュールを追加して対策します。既設の電源はDC10.8vですが、この電圧の電源モジュールは皆無なのでDC12vのを改造して合わせます。±15%くらいの電圧調整ならスイッチングICに与えるセンシング抵抗を変えれば可能です。今回使っている電源モジュールのセンシング抵抗は2個並列のパターンですのでかなり正確な調整が可能です。10.81~10.83vで出力しています。

#器具の修理

2024年4月26日 この範囲を時系列順で読む(電装工芸の投稿に限定) この範囲をファイルに出力する

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 ベンダーはイイ感じ。原始的で単純な曲げしか能がありませんがコレでいいのです。道具は欲張らずシンプルで丈夫がいい。高精度で複雑な物を求めるなら専門家に作ってもらえばいい。
 曲げたコーナー金具とキャスターを天板に取り付けて台車として構成してみました。貼り合わせて24tになった合板は私が乗っても涼しい顔で、取り付けたコーナー金具は壊すつもりで1kgハンマーで叩いてもビクともしません。
 以前作った現行品は、天板の合板が剥離している物が若干あるものの、20年経過した今もアホかと思うほど機能を維持しています。新規品にも同等の耐久性がありそうですがどうでしょう。コストダウンのために廉価版となっていますし、盲点があればそこから壊れてくるので、数年使ってみないと分からないかな?。
 試作段階ですが、塗装も施して完成したら写真を揚げてみようと思います。

#ガチ工作 #器具の製作 #工具や資材

2024年4月25日 この範囲を時系列順で読む(電装工芸の投稿に限定) この範囲をファイルに出力する

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 このところ猛烈な勢いで工作をしております。今週は追われる課題が少ないので工場のオッサン化しております。
 同時に5品進行で通常の倍のラップで作業しております。主にLED-Barのパッケージですが、想像通りの使い勝手か今週末の現場で確認したいために急いでおります。
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 中国から簡易ベンダーが入荷しました。幅50×3.0tの黒皮のフラットバーを曲げるために購入です。サンテナーB#50などの樹脂箱を使っていますが、これらを乗せる台車は寸法はもちろんですがコーナーに受け金具があると扱いやすい。これまでは知り合いの鉄工所で専用のコーナー金具を作ってもらっていたのですが、久しぶりに頼もうと見積りをお願いしたらあまりに高値。材料も工賃も上がっている昨今からすれば妥当ですが、直接お金を産まない用具の価格としては厳しいのでどうにか安く済ませたい。考え方を変え、ホームセンターでも入手できるフラットバーを曲げただけのLアングルで構成したら安く済むんじゃないかと思っての簡易ベンダーです。幅50×3.0tを人力で曲げるのは限界ギリギリですが思ったように曲がりますし、条件を整理すれば寸法も出ます。お世辞にも良い物とは言えませんが、自作するよりは安く精度はボチボチだけど丈夫なので費用対効果は悪くありません。しばらくは使えるかなと。

 台車の天板にする合板も高価ですが、12tのコンパネなら比較的安価なのでコレをどうにしかして構成します。とりあえず一番安いコンパネを2枚貼り合わせて24.0tとして試します。15.0tがいいのですが、在庫無いしあっても高価で使うに使えません。20年以上止まっていた物価がようやく動いているので仕方ありませんが、実入りが上がるのはまだまだ先のタイミングでコンパネが2,000円、ラワン合板よりはコスパがいいとはいえ数年前の倍はちょっとキツイ。

#ガチ工作 #器具の製作 #工具や資材

2024年4月23日 この範囲を時系列順で読む(電装工芸の投稿に限定) この範囲をファイルに出力する

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 3×6のファルカタ合板の反りは直りそうな気配。
 反りの内側に水を塗り、防水シートで包んで重しをして3日程経過。かなり修正されています。
 表面は乾いてきていますが、もう一度水を塗布するべきか悩み中。
 加工が出来るのは来週ですから急ぎはありません。

追記
 予想外に時間が空いたので4日目で加工。少し反ってますが使えるレベル。
 キリコが出る木材加工は屋外ですが、雨になりそうだったので切るモノはとりあえず切る。
 9tを3枚貼り合わせしたので接着待ちですが、今日出来る作業は全て終了。

#ガチ工作 #工具や資材

2024年4月20日 この範囲を時系列順で読む(電装工芸の投稿に限定) この範囲をファイルに出力する

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 LED-Bar はサイドプレートの製作は段取りがまとまったので続けるだけ。この後は専用のオベタを作ります。
 純正オプションは床置きの脚だけですから吊れませんのでダボを装着する金具を作ってありますが、置きと吊りで横付けの金具を付け替えるのはいただけない。ダボを標準としてオベタを付ける使い方が我々にとって普通かなと。かといって、いわゆるオベタでは大きすぎて重すぎて灯体の置き位置も離れてしまってよろしくない。専用のオベタを作るのが適当かと。買える物は買いますが買えない物は作る。
 つわけで、以前試作したオベタの量産も開始しました。
 内径φ16mm弱で肉厚3mmの鉄パイプの内径を広げて横っ腹にナット、底部にフラットバーに溶接します。手間のかかる品ですが使用感は良いと思います。

#器具の製作 #ガチ工作

2024年4月16日 この範囲を時系列順で読む(電装工芸の投稿に限定) この範囲をファイルに出力する

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 Windows10以前のパソコンにWindows11 をインストールするには条件があります。適合しないパソコンにはインストール出来ません。
 ・・・ってのがデフォですが、64bitOSが走るならインストール出来ます。
 インストールUSBを作りますと中に「\sources\appraiserres.dll」ってのがあります。以前ならこのファイルを削除することでインストール出来たのですが、今はそれが無理みたい。ですが、Windows10のインストールUSBにある同名のファイルに入れ替えるとインストールが出来るようです。

#パソコン

2024年4月15日 この範囲を時系列順で読む(電装工芸の投稿に限定) この範囲をファイルに出力する

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 それほど強度を必要としない建具には「ファルカタ合板」を使うことが多いです。
 強度はラワン合板に劣りますが、切断が楽でとても軽い素材です。表面硬度が低いですが、塗料の吸いがいいので限界まで希釈したものを染み込ませれば丈夫に仕上がります。
 ただ、ウッドショックの余波がまだ残っているのか、ホームセンターでは入手が悪く価格の割りに品質も良いとは言えません。
 コメリさんでは手に入りやすいので買ってみましたが、保管が悪いのか品が悪いのか反りが酷い。長くても300mm程度に切ってしまうので影響はありませんが、反りを直せるものなら直したい。
 反りは裏表の乾燥の違いつまり水分量のアンバランスで起こりますが、試しに300×150くらいの残材で試したのですが、反りの内側と木口に水を含ませたところ2-3日で直っていました。早速3×6サイズで実験開始。ローラーに水を含ませて反りの内側と木口に水を含ませて放置しています。
 本当なら木材を湿気らせるのは避けたいところですが、木工ボンドを塗布するのでいいかなと。

#ガチ工作 #工具や資材

2024年4月12日 この範囲を時系列順で読む(電装工芸の投稿に限定) この範囲をファイルに出力する

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 チマチマ進めている LED-Bar の改造はサイドプレートの半数が出来上がったので我慢できず取り付け。前記事
 3Dプリンタで1枚あたり4時間かかるので全数上がるのはまだまだ先ですがイイ感じです。
 安い割に本機能は優秀ですが、建具がシッカリしていないと使えるものではありません。地道にチマチマ進めていきます。
 この後も専用のオベタというか脚も作らねばならず、運用品としてコンプリートするのはまだまだ先ですけどね。

#照明器具 #器具の修理

2024年4月10日 この範囲を時系列順で読む(電装工芸の投稿に限定) この範囲をファイルに出力する

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 RaspberryPiトランクへの実装で電源の上に RaspberryPi を取り付けたところ Wi-fi が機能しない。電源から遠ざけると機能する。
 電源の直近ですから磁界が強いのだと思いますが、美味しい空きスペースに置けないのは残念。

#RaspberryPi  

2024年4月8日 この範囲を時系列順で読む(電装工芸の投稿に限定) この範囲をファイルに出力する

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 RaspberryPi トランクは基礎機能の実装が終わりました。
 今後は仕込品のレイアウトを考えます。ガサガザ突っ込むワケにもいきませんので、何か基本的なマウントを考えたいものです。

#RaspberryPi

2024年4月5日 この範囲を時系列順で読む(電装工芸の投稿に限定) この範囲をファイルに出力する

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 完成した RaspberryPi トランクを RaspberryPi に仮接続して灯を入れたところあまりに文字が小さい。モニタが10.1吋1920x1200なので当然っちゃ当然なんですが、老眼であろうがなかろうが読めるサイズぢゃありません。
 RaspberryPi は HDMI 出力の表示ドット数を変更することで見た目の文字サイズを変えることもできますが、これをするとモニタを替えた際に表示されないことがあります。自動認識・設定を優先しフォントサイズを変更することで対応したい。
 以下、施した設定。
RaspberryPiのコンソールフォントを変更する

RaspberryPi:4B 2GB
OS : Rasbian bookworm(ver.12) x64
モニタ:10.1吋 16:10 HDMI 1920x1200

1) コンソールセットアップで文字サイズの設定を変更します。
$ sudo dpkg-reconfigure console-setup
 設定画面が出ます。
1-1) 1つ目の画面:文字コードを選択
 UTF-8
1-2) 2つ目の画面:キャラクターセットを選択
 Guess optimal charactor set
1-3) 3つ目の画面:フォントを選択
 Terminus Bold
1-4) 4つ目の画面:文字サイズを選択
 14x28
※ ネットの記事には /boot/cmdline.txt の変更も記載している物が多いですが、これだけでフォントサイズを変更できましたので割愛しています。

 (1-3)と(1-4)はフォントとサイズの選択です。お好みで選んでください。
 フォントによって使える文字サイズの選択肢が違います。上記で Terminus Bold にしたのは欲しいサイズがあったからです。往年のPC-9801フォントに似ていて私好みなのもあります。
 なお、フレームバッファになっていないとこれらの設定は有効になりません。RaspberryPi は最初からフレームバッファになっているようですが、同じ Debian/ubuntsu 系でもデフォルトがフレームバッファでないディストリビューションもあるようです。

#RaspberryPi
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 トランクにモニタとSFX電源を入れた物がまとまりました。RaspberryPi トランクとでも呼ぶことにします。
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 RaspberryPi と EtherNetHub を実装して ArtNetPatch の開発環境とします。

#電子工作 #[Art-Net]

2024年4月4日 この範囲を時系列順で読む(電装工芸の投稿に限定) この範囲をファイルに出力する

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 ケースを調べていたら「10inch Rack」を見つける。
 いわゆる19インチラックの横幅を縮めた小型版といったところ。
 以下、Wikipediaにあった寸法図。
 File:19 inch vs 10 inch rack dimensions.svg
 主にネットワーク関連で使われ始めているようで、舞台に関わる用品で使われている事例はほとんど見かけませんが、19インチ1Uより10インチ2Uの方が日常使いには丁度いい感じがします。

#器具の製作
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 先日UPS(無停電電源装置)のことを書きましたが、自宅サーバーのUPSはバッテリーがダメになって久しいのでBX50Fを購入しました。
 折角なので使用する前に現場で使うパッケージの検討。BX50Fは固定のための作りがされていないのでどうしたものか・・・。
 ハウジングの裏には深いネジ入れ穴があります。計るとΦ6.7mmの深さ20mm程度。これならM6インサートナット(外ネジM8細目)を入れられるかなと。穴をΦ7.0mmにしてタップを切るアイデア。試し切りしたところM8細目のタップがキレイに切れました。インサートナットは自宅なので持ち帰って入れてみます。
 穴は前側に1個、奥側に3個です。前側1個では少し不安がありますがベルトも併用すれば大丈夫でしょう。ジャンク板で試験マウントを作って振動を与えてみます。
 これでOKだったら自宅で稼働せず現場に行きそうな悪寒。

#照明器具 #器具の製作
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 モニタを取り付ける扉機構は出来ました。アルミ板を蝶番で横スイングさせる機構です。蝶番と逆側でアルミ板を受ける機構はこれからですが、モニタを取り付けても強度に不安はありません。受けは3Dプリンタでプリントしなければなりませんからもう少し時間がかかります。
 3Dプリンタは LED-Bar の部品を作るために1ジョブ22時間を連日連夜やっていますが、今のジョブが終わったら差込みします。他の部品と共に5時間コース。

 モノによりますが、最近は思い付いたら描いて即プリントです。3D-CAD に慣れ、追加工のコツがわかるとこれ程便利な物はありません。ここ数週間は休む間もなく働き続ける3Dプリンタ様。
 ちなみにウチの3Dプリンタは案外レアな2色刷り。壊れると作れなくなる物があるのですが、買い替えると現行の2色刷りは30万円。痛い出費というより買えません。壊れる前に1色刷りのプリンタを追加導入した方がいいかな?

#ガチ工作 #3Dプリンタ

2024年4月3日 この範囲を時系列順で読む(電装工芸の投稿に限定) この範囲をファイルに出力する

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 本業の合間に RaspberryPi の開発環境の整備を進めていますが、取り付け具は3Dプリンタで作っています。得手不得手はありますが、特性を考えて使えば便利この上なし。
 悩みの種は3D-CAD Fusion360 のライセンス料です。DIY使用なら無料という建前ですが何年も使っているとそうもいかないらしい。年56,000円(2024年現在)ですので次の更新をどうするか悩み中。5,000円/月ならいいかぁ~という気持ちと、趣味の費用としては高いなぁ~という気持ちで葛藤するワケです。期限まで2ヶ月悩みましょう。

 SFX電源と取り口の実装は概ねまとまりました。この後はモニタの実装です。
 モニタは淵のあるお盆状のフタに入れ込みますが、単に固定してしまうと淵に囲まれて背面にあるコネクタやスイッチに触れなくなります。
 蝶番とラッチで扉状にして裏面を触れる様にするのが良さそうですが難しい加工です。

#器具の製作 #3Dプリンタ #CAD

2024年4月2日 この範囲を時系列順で読む(電装工芸の投稿に限定) この範囲をファイルに出力する

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 ATX電源を止めるネジについて調べました。PCでは多く使われる物ですが、「UNC No.6 32山」だそうです。
 歴史上の名残りというか、USAではインチベースのネジが未だに使われているためかな?
 USAで一般的なインチネジにはW(ウィット)、UNF、UNCと3種類あるそうな。ISOネジに統一してくれたらいいのにねぇ~。

追記
 Wはネジ山の角度が55度のインチネジ、UNCやUNFは60度のインチネジだそうな。Wはウィットネジ、UNCとUNFはユニファイネジと呼称される。UNCとUNFの違いはISOで言うところの並ネジと細ネジ。UNFが細ネジ。
 蛇足ですがW1/4とUNC1/4はほぼ同じ。UNC1/4はカメラ系の固定で使われることが多いのですが、UNC1/4の雌ネジにW1/4の雄ネジは普通に入ります。山は少し違いますが、太さも山ピッチも同じですから。

#工具と資材
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 ATX(SFX)電源の汎用化を進めているのは RaspberryPi の開発環境を整えるためです。
 ATX電源は一般的な汎用電源に比べ出力に余裕があり、安価な製品も多く、私の場合は手元にジャンク品があるためコスパが良い。ただ、汎用電源化するには何らかの加工をしなければならないのがネック。
 今回はリセッタブルヒューズを介してJSTのXHコネクタで取り出せる基板を作りましたが、こういった物はあるようでありません。物凄くニッチな代物となりますが、ATX電源を汎用電源化するグッズがあってもいいような気がします。

 数日前、基板が届きましたのでケースの加工をしております。
 ホームセンターで入手したトランクケースの中に電源を固定します。いわゆるブリーフケースタイプではなく寸胴な工具箱タイプですが、これの側面に角穴を空けプリントしたパネルを介してSFX電源を固定します。この後はモニタをフタの内側に取り付けますので、形がまとまったら写真を揚げてみます。
 箱に標準実装するのは電源とモニタだけです。空きスペースは十分にありますので、ここに開発に必要な用品( RaspberryPi や周辺機器)を仮組みしておくのです。いつ終わるかわからない作業のために占領し続ける場所もありませんし、都度組むのも面倒なので、お店を広げたままの作業机を持ち運びするイメージになればと。

#電子工作 #ガチ工作 #器具の製作