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 客席テーブルについて頭が空いている時に色々考えてみました。
 軽量化には強い材料に替えるか材料を少なくするかのどちらかが主軸になります。
 となると材料の強度を評価できなければなりません。
 ようやくわかったことですが、材料の耐荷重強度は形状寸法と荷重支持条件、「ヤング率」と「断面2次モーメント」で求められるようです。ヤング率とは材質の強度。断面2次モーメントは断面形状の強度らしい。
 計算式は条件によって様々ありますが、評価の目安ならこの二つの数の積で行えます。試作品は必要な強度を持っていますので、これが持つ値を評価値として使えばいいからです。
 試作品の梁はファルカタ合板9.0tを縦方向に使っています。ラワン合板のヤング率は6.9G/Paとのこと。ファルカタは少し強度が落ちますので減るハズですが、塗装によって強度が増していますし、安全率の一部と考えてこのまま使います。断面2次モーメントは 32N/cm4 くらいなので、評価値を 220 くらいとします。
 他の材質のヤング率の目安ですが、鉄なら200G/Paくらい、アルミなら70G/Paくらいです。
 この辺りの数値をもとに、コストやら加工条件やらを加味し、評価値程度の材料を見繕えばいいのかなと。

#ガチ工作